水資源管理
水資源への取り組み
方針
水資源の利用に関する方針
当社は、WRI(World Resource Institute)※の Aqueduct 調査における水ストレスの高い地域での事業は行っていませんが、水資源の保全と効率的な利用は、環境への負の影響を抑えるとともに、水質汚濁防止法など排水関連の規制や地域ごとの条例への対応、そしてランニングコストの削減にもつながる取り組みと認識しています。この認識に基づき、当社は保有する物件の水使用について適切に把握・管理し、各種節水施策の実施を通じて、水資源の持続可能な利用に取り組んでいきます。
※ WRI(世界研究所) ・・・ 持続可能な未来を創造するために、環境と社会の問題に取り組む独立した非営利のグローバル研究機関
戦略
節水機器の導入
トイレなど水回りの設備の更新を順次進めており、快適性向上と合わせて、保有物件の水使用量削減に取り組んでいます。
京阪神 瓦町ビル 節水型トイレ
雨水の浸透と地下水の保全
ビルの外構部や歩道、駐車場などに透水性舗装などを採用し、雨水を地下に浸透させることで、雨水が一度に河川や海洋に流出することを防ぎ、地下水の保全に努めています。
水ストレス
当社は、WRIの水ストレス評価ツールである「Aqueduct」を活用し、当社の保有物件について、水リスク、水ストレスの評価を行っています。
現状、当社は水リスクがhigh以上の地域で事業を行っておりませんが、各物件が立地する地域の水リスク、各物件の水使用量の状況等を定期的にモニタリングしていきます。
指標および目標
目標: | 水使用量原単位(m³/m²)を前年度より低減する。 2024/3期 0.53m³/m²(+0.01point) |