環境への取り組み

基本的な考え方

当社は不動産賃貸業に特化し、バイ&ホールドを基本方針として、ビルの長寿命化に取り組んでいます。ビルの設計段階から美観に配慮した外壁を採用したり、「予防保全」という考えのもと、重大事故を未然に防ぐ修繕や更新を計画的に実施するなど、建物や設備を長く使えるよう配慮をしています。スクラップ&ビルドではなく、建物を長く使うことで資源を節約するとともに、老朽化した設備は新たな省エネ機器に切り替えていくことで、環境への負荷の低減に取り組んでいます。

更新修繕投資実績(百万円)

取り組み

省エネの取り組み

当社では、将来的にZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)※1への対応が必要となることに鑑み、省エネ設備の採用などを通して、環境に配慮したビルづくりを進めています。

BEMS※2の導入

「淀屋橋ビル」ではBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)と呼ばれるビルのエネルギー管理・運用システムを導入し、効率的な設備の運転管理を行うことにより、省エネを図る計画を進めています。今後、BEMS導入による省エネ効果を検証しながら、他ビルへの展開も検討していきます。

空調、照明の
システム化

フロアを複数のゾーンに分け、ゾーンごとに温度調節するゾーニング空調や、窓からの自然光の明るさをセンサーが感知し、照明器具の出力をコントロールする自動調光システムを採用し、きめ細かな管理を行うことによりエネルギーの効率的な利用を図っています。

省エネ機器への
切り替え

当社では、設備の更新、テナントの入れ替えといったタイミングに合わせて、照明や空調の省エネ機器への切り替えを順次進めています。オフィスビルを中心に照明のLED化を進めたほか、データセンタービルでは、受変電設備、空調設備の更新を行っています。

  1. 快適な室内環境を維持しつつ、ITや省エネ技術、再生可能エネルギーを組み合わせ、実質的なエネルギー消費量をゼロとしたビルを指します。わが国では、2030年までに新築建築物の平均でZEBを実現することを目指す政策目標が設定されています。
  2. ビル内のエネルギー使用量の監視や制御を行うためのシステムを指します。各設備に備えられたセンサーで情報を収集し、エネルギー使用量を見える化し、収集したデータをもとに細やかな制御を行うことで、エネルギー効率を高めることができます。

ビル緑化の取り組み

ヒートアイランド現象を緩和するため、ビルの緑化に積極的に取り組んでいます。新たに竣工した「OBPビル」、「虎ノ門ビル」においてもリフレッシュルームや周辺の緑化を実施しています。

TOPIC

御堂筋ビルCASBEE取得

このたび当社が保有する「御堂筋ビル」(以下、「本物件」といいます。)について、CASBEE 不動産評価認証を2021年3月31日付で取得しました。

1. CASBEE不動産評価認証の概要

CASBEE(「建築環境総合性能評価システム」、以下「本制度」といいます。)は、建築物の環境性能を総合的に格付けする手法で、省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮に加え、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するシステムです。本制度の内容等につきましては、以下をご参照ください。

2. CASBEE不動産評価認証における評価ランク

この度取得したCASBEE 不動産評価認証は以下のとおりです。

物件名

京阪神御堂筋ビル

評価ランク

Sランク
★★★★★

本物件では、特に以下の点が高く評価されました。

  • 高い省エネ性能と節水性能
  • 高い安全性能 (免震構造と、躯体の長寿命化計画)

3. 今後の対応

当社は、保有するビルの価値を永続的に高めていくため、省エネ対策はもちろんのこと、テナントの満足度を向上させるさまざまな取り組みを積極的に進めて参ります。