推進体制
ガバナンス
サステナビリティ推進体制
当社は、取締役会で定めた「サステナビリティ方針」に基づき「サステナビリティ推進規程」を設け、この規程に従ってサステナビリティ推進に関する体制を整備しています。
取締役会で決定された方針に基づく事業活動の実践については代表取締役社長を最高責任者とし、個別施策の執行については執行役員管理統括を執行責任者としています。
また、サステナビリティに関する取り組みを推進するための機関として、各種ポリシーや目標、施策の検討・立案を目的に「サステナビリティ委員会」を設置するとともに、体制整備や各種施策の実行を目的として「サステナビリティ推進室」を設置しています。なお、「サステナビリティ委員会」の委員長は代表取締役社長とし、委員会はサステナビリティ推進室員および各部より任命を受けた委員で構成しています。
サステナビリティ委員会
全社横断的にサステナビリティ推進に取り組むため、社長直轄の組織としてサステナビリティ委員会を設けています。委員会ではサステナビリティ推進室が中心となって、各部門と協力して各種施策に取り組み、その内容を定期的に経営会議及び取締役会宛てに報告を行っています。
サステナビリティ推進室
サステナビリティ推進室は、執行責任者である管理統括のもと、サステナビリティ推進に係る体制整備や各種施策を実行し、サステナビリティ委員会や最高責任者である社長に報告します。
体制図
委員会は原則として3カ月に1回以上開催し、主に以下の事項について、各部門と協力しながら全社横断的に対応しています。
1. サステナビリティに関する取り組み方針の検討
2. サステナビリティに関するリスクと機会の特定・評価・管理
3. サステナビリティに関するリスクの低減・機会の拡大のための取り組み状況の管理
4. サステナビリティに関する取り組みの進捗を管理するための指標と目標の設定
リスク管理
リスク管理体制
1.リスクと機会を特定・評価するプロセス
サステナビリティ執行責任者の執行役員管理統括は、サステナビリティ推進室に対して少なくとも年に1回以上、サステナビリティ課題に関連するリスクと機会の識別および評価を指示しています。
サステナビリティ推進室は、それぞれのリスクと機会について財務的影響度、発生可能性、投資対効果などの検証を行い、その進捗および評価結果をサステナビリティ委員会へ報告しています。
サステナビリティ委員会では、サステナビリティ推進室によって特定されたリスクと機会について、その財務的影響度と発生可能性についての評価結果をもとに、優先して対応すべきリスクと機会の優先順位付けを行っています。
2.リスクと機会を管理するプロセス
サステナビリティ最高責任者の代表取締役社長は、サステナビリティ委員会での優先順位の高いリスクと機会についての審議結果を基に、それぞれのリスクと機会について対応担当部署または担当者を指定し、その対策案の策定を指示しています。
指定された担当部署あるいは担当者が策定する対策案は、その内容に応じて、サステナビリティ委員会、リスク管理委員会、経営会議、取締役会あるいは社内の適切な委員会等の会議体において審議のうえ、全社の事業・財務計画に統合され、実行されています。
また、サステナビリティ課題に関連するリスクはリスク管理委員会にも共有しており、サステナビリティ課題に関連するリスクの識別・評価・管理プロセスは、全社のリスク識別・評価・管理プロセスとの統合が図られています。