株主・投資家との建設的な対話等
株主・投資家との建設的な対話に関する方針
株主・投資家との対話は管理部門担当執行役員が担当しており、社内の各部署は建設的な対話の実現に向けて、必要な情報の提供など、随時連携を取りながら対応しています。
対話の機会としては、社長または管理部門担当執行役員が説明を行う会社説明会や個別のミーティングを設定しているほか、当社の経営戦略や事業環境に関する理解を深めていただくため、統合報告書をはじめとしたIR資料の発行や、当社ホームページ上での情報開示などを行っています。
対話の場で株主・投資家から寄せられた意見・要望などは、四半期ごとに取締役会に報告しているほか、対話記録も常に取締役・監査役の間で共有しています。これらの意見・要望は、対話のさらなる充実に役立てるとともに、経営陣および関連部署に適宜フィードバックすることで、経営戦略のレビュー等にも積極的に活用しています。
なお、決算発表前の期間は沈黙期間として株主との対話を制限しているほか、インサイダー情報については社内情報管理の徹底を図っています。重要事実に該当すると判断された情報については、管理部門担当執行役員が一元管理し漏洩を防止するとともに、開示が必要な情報に該当すると判断した場合には、直ちに情報開示を行っています。
2024年3月期の投資家との対話実施回数
対象 | 実施回数(延べ回数) |
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カバレッジアナリスト |
10 |
国内機関投資家 |
8 |
海外機関投資家 |
14 |
個人投資家 |
6 |
計 |
38 |
対話の主なテーマや関心事項
テーマ・関心事項(2024年3月期) |
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• 長期経営計画の時間軸 |
• 資本コストの開示 |
• 政策保有株式の縮減状況 |
• 新規事業、人材採用の進捗 |
• 株価、資本効率の向上 |
• 取締役報酬の株主価値との連動制強化 |
対応状況
株主・投資家からの意見や提案を踏まえ、取締役会で検討のうえ、下記事項を実施しています。
実施事項 |
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• 新規事業の前倒し実行 |
• 資本コストの開示 |
• 取締役の業績連動報酬のKPIにROE達成度を追加 |
• 人材採用の推進 |
• 政策保有株式の縮減計画策定 |